大学・研究機関や人事有識者と協働して、
知のフロンティア開拓に取り組んでいます。
早稲田大学トランスナショナルHRM研究所と共同で、日本企業における海外トレーニー制度についての実態把握を行うための調査を、2012年から2013年にかけて2回実施しました。
この調査は、グローバル人材の育成施策の一つである海外トレーニー制度の実態を明らかにすること、制度自体の諸課題やトレーニーを効果的に育成するためにはどのような点に留意すべきかなど、今後の制度のあり方を考える際の基準とすることを目的としています。
そして、2020年、年月を経て海外トレーニー制度にどのような変化が見られたかを検証するために、改めて調査を実施いたしました。
ウィル・シードは早稲田大学トランスナショナルHRM研究所と共同で、日本企業における海外トレーニー支援
制度について実態把握を行う調査を実施しました。
<第一弾> 2012年調査
海外トレーニー制度の実態と
効果に関する予備的考察
海外トレーニー制度についての実態把握を行うため、国内企業12社を対象にインタビュー調査を実施し、海外トレーニー制度の実態と、効果向上に向けた制度上・運用上の着目すべき要素を整理いたしました。
<第二弾> 2013年調査
海外トレーニー制度の
運用実態に関する考察
日本企業における海外トレーニー制度の実施状況に加え、海外トレーニーの派遣目的とそれに伴う制度設計、さらに制度運用と制度の効果•課題を網羅的に調査•分析しました。
<第三弾> 2020年調査
海外トレーニー制度の
運用実態に関する考察
日本企業における海外トレーニー制度の実施状況に加え、海外トレーニーの派遣目的とそれに伴う制度設計、さらに制度運用と制度の効果・課題を網羅的に調査・分析しました。2013年度調査時に回答のあった企業に関しては、2013年と2020年での調査結果を比較し、経年変化を分析しました。
2016年の開始より、各社のグローバル戦略・グローバル人材育成・組織開発についてスピーカー企業様に講演頂いてきました。
2019年度のテーマは、「日本らしいグローバル化とは」。外資のやり方を学び、そのまま受け入れるのではなく、自社ならどうするかを改めて考える場としました。
参加者は各業界を牽引するリーディング企業様のグローバル人事・人材開発のご責任者様に限定しました。それは、スピーカー企業様の講演という1wayで終わるのではなく、少数の参加者間にて、フランクに相互交流し、「自社ならどうするか」の議論を深められる場を重視しているからです。
参加者間の情報共有のみならず、企業単位での交流や「グローバル・イニシアティブ対談」を通じて、人事・人材業界へ一石を投じるなど、常に個人・企業を超えた未来を見据えた未来を模索しています。
こちらは、中堅・若手のグローバル人事担当者を対象にした企画です。本会では、「グローバル時代における日本企業の変化」への仮説づくり、「変化をチャンスに変換するための人事担当者のイニシアティブ」を生み出すことを目指します。
本会では「世界の動きを読み、日本の動きを理解し、事業のグローバル化を考える」ために、毎回、官庁(官僚)・起業家・研究者等を招いたり、企業での実際の取り組み事例を共有する中で新たな情報を得られます。
その上で、具体的アクションに主眼をおいて、他の参加者やアドバイザーからアドバイスを受けながら、参加者自身が担当している施策(制度)や自社の抱える課題解決に向けた社内提案を磨く機会としています。