近年、新入社員研修に英語施策や異文化理解研修など、グローバル施策を導入されるケースが増えてきています。グローバル化やテクノロジーの進化が急速に進み、国内にいてもグローバルを相手にビジネスを行うことが当たり前になっていく中、新入社員に施すべきマインドセットとは何になるのでしょうか？

英語や異文化理解は海外事業に携わる際には必要です。しかし入社後すぐに海外事業に携わる可能性が低い新入社員にとって、英語や異文化理解といったスキルは通常業務の中で発揮の機会が中々ないのが現状ではないでしょうか。配属後の業務に関わらず、これからのビジネスパーソンに必要な要素として、まずはグローバルマインドセットを醸成させることが効果的と考えます。

国内外問わずグローバル視点で物事を捉える必要性や求められる観点を知り、自社や自業務はグローバルとどうつながっているのかを理解する。それを実現するために、研修と個人ワークを組み合わせた継続施策を2024年度の新入社員研修で実施をさせて頂きました。その他社事例をもとに、新入社員の視点やマインドはどう変化したのか、その結果としてどのようなマインドセットにつながったのか、単発研修では得られない効果はどのような点にあったのかをご紹介します。