昨今の若手は、世間で一般化しつつある早期退職の動きや、ジョブ型人事制度や人的資本経営といった近年のトレンドに敏感に反応しています。終身雇用を前提とした時代が終了したことに気が付き始めており、「コスパ志向」と言われる新たなキャリア形成の様式が生まれています。

「コスパ志向」とは、仕事における費用対効果、つまり少ない「費用（労働時間やストレスの大きさ、仕事の責任 等）」でいかに大きな「効果（金銭的報酬やノウハウ、成長 等）」を得られるかを判断・評価において重視する志向性を指します。言い換えれば、「無駄な回り道をせず、効率よく自分の望むキャリアを実現したい」という仕事観を強く持っている状態と言えます。この「コスパ志向」はキャリア形成上、効果的に作用する側面がある一方、若手社員が「コスパ志向」にとらわれることで、職場ではさまざまな問題が生じています。

人事・現場の声：
・「若手に新しい業務をアサインしようと思ったのに、自分の仕事ではないといって辞退された・・・」
・「やりたい仕事ではありませんでした、と言って新卒や若手が辞めていく・・・」
・「チャレンジできる手上げ制度があるが、若手からまったく手が上がらない・・・」

本セミナーでは、上記のような「イマドキ」若手の”処方箋”として、若手に必要な考え方と思考方法についてご説明致します。若手向けに新しい切り口の施策を検討されている方は是非ご参加ください！