ウィル・シードは2015年より、セクターの壁を越えて、異なる背景や経験を持つ「他者」や「他社」と共に真正面から社会課題に取り組む越境プログラムを実施しています。このプログラムには、次世代を担うリーダーとして期待される若手・中堅の方たちが参加しており、今年度だけでも100人以上の参加者を迎え入れることができました。

今、多くの企業が「社内の閉じられた環境だけでは十分なスキルや視点を育てられない」「外部の刺激を通じてイノベーションを生む能力を養いたい」と感じています。しかし、この越境学習が一過性のトレンドや単なるバズワードになってしまうような、浅い取り組みは避けたいところです。

越境学習の波が高まる中、その企画をどのように進め、どんな点を重視して取り組むべきか、効果を最大化するポイントは何か。ウィル・シードの経験や、共に歩んできた企業さまの事例等も交えながら、具体的な方法やポイントをお伝えいたします。人材育成の最前線で取り組む人事の方々に、有益で実践的なヒントをお届けします。

■当日スピーカー

株式会社ウィル・シード　企画部長　岸本渉

博報堂、ファーストリテイリングを経て、ウィル・シードに入社。コンサルタント・営業責任者を経て「越境で共創する、意志ある未来づくり」を志向する新プロジェクト「クロスボーダー・ファンタジー」を立ち上げる。越境学習に可能性を見出し、様々な大企業リーダー変革の越境プロジェクトを企画・推進する傍ら、ファシリテーターとしても、組織で働き成果を出すこと、人が自分らしく自分の「本物」と繋がること、この両方を諦めない場づくりを追求している。