多くの企業で叫ばれているキャリア自律。しかしその実「わが社のキャリア自律は上手く行っている」と言える企業様はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。お話をお聞きすると、個人のキャリア自律を促しつつも、「直近の会社の期待に応えて生産性高く成果も出してほしいし、優秀層には退職しないでほしい…」といった概念的なギャップや、「キャリア自律をサポートする様々な施策を用意したが、学ぶ人と学ばない人の差が拡がっただけ」等、施策レベルでのお悩みまで様々です。
このような企業・組織と個人の間にある”キャリア自律のパラドックス”（言うなれば一種の矛盾）を直視しつつも、ありたい姿に向けてどうしていけば良いのか、各企業人事の皆様と考えを深める場をご用意しました。「遊ばせる技術 チームの成果をワンランク上げる仕組み」著者神谷俊氏、チーム学習の第一人者である日本アクションラーニング協会代表の清宮普美代氏、そして学習体験を提供する当社ウィル・シードX-BorderFantasyの岸本渉が中心となって皆様と真剣に考える場を創ります。
内容
■「ゲリラ人事大学」とは？
あの手この手で周囲を巻き込みながら、意志を持ってこれからすすむべき道を自ら作り出そうとする人事の方を我々は敬意をもって「ゲリラ人事」と呼んでいます。新たなスタンダード創りへの挑戦がまさに日々「ゲリラ戦」ではないでしょうか。だからこそ、一人でも多くの「ゲリラ人事」が勇気を共有し、学び合いながら前進できるコミュニティを創りたい。そんな気持ちを「大学」に込めました。
■当日のセミナー内容
・大企業の自律的キャリアのパラドックスとはどのようなものか？
・わが社のキャリア自律は本音では何を目指したくて、そこに向けたときに何がネックになりそうなのか？
・創造的な価値を生み出すために組織文化やキャリア自律はどのように形成されるのか？
・ウィル・シードの考える、社員のキャリア自律を促す学習体験とは？
※当日は登壇者の講演なども踏まえつつ、内容に対する質疑や皆様同士での対話の時間を設ける予定です
※セミナー内容は変更する可能性がございますので、予めご了承ください
■セミナー登壇者
神谷俊（かみや しゅん）
2014年法政大学大学院経営組織研究科修士課程修了。2016年株式会社エスノグラファー創業。企業や地域をフィールドに、調査・コンサルティング事業を展開。データ分析と質的調査を駆使することで、人間社会の様相を紐解き、多数の組織開発・製品開発プロジェクトに貢献する。2020年4月よりリモート環境下の「職場」を研究するバーチャルワークプレイスラボを設立。大手企業からベンチャー企業まで、数多くの企業のテレワーク移行支援を手掛け、継続的にオンライン環境における組織マネジメントの知見を蓄積している。その他、面白法人カヤックなど、組織開発において革新的な試みを進める注目企業の「社外人事(外部アドバイザー)」に就くなど、活動は多岐にわたる。著書に「遊ばせる技術 チームの成果をワンランク上げる仕組み（日経新聞社より2021年刊行）」がある。
清宮普美代（せいみやふみよ）
株式会社ラーニングデザインセンター代表取締役。NPO法人日本アクションラーニング協会 代表。WIAL公認マスターALコーチ。ODネットワークジャパン理事。ジョージワシントン大学大学院人材開発学修士。外資系金融機関の人事責任者、社長室長を経て、2003年ラーニングデザインセンターを設立。「これからの時代に必要なスキルは学習力だ」という問題意識を強く持ち、無邪気かつ本質的な問いで様々な企業リーダーと対話を重ねる。
岸本渉（きしもとしょう）
株式会社ウィル・シード X-BorderFantasy室長。ウィル・シードにてコンサルタント・営業責任者を経て「越境で共創する、意志ある未来づくり」を支援する新プロジェクトX-BorderFantasyを立ち上げ。越境学習に可能性を見出し「人事同志が武器と勇気を共有しあえるホームとアウェイの境のような場を創りたい」とゲリラ人事大学構想をスタート。
