弊社は一般社団法人IMPACT Foundation Japanと共同で、武田薬品工業株式会社、
株式会社小松製作所、株式会社エヌ・ティ・ティ・データの3社より選抜された課長層に対して、
「社会課題解決を通じたリーダー人材育成プログラム」を実施しました。
異業種混成チームが仙台市内を中心に事業を展開する一般社団法人くるむ、株式会社アミークス、
株式会社ゆらリズムという3社の社会起業家に伴走し、社会課題解決のための調査、提案、事業活動の促進に取り組みました。
社会課題の解決を持続可能なものにするためには、行政・金融機関・学術機関・他企業・地域住民など様々なステークホルダーの力を合わせることが必要です。
その過程では、共通の成果指標も重要となるため、今回の活動の中で各チームは社会インパクトを可視化するためのロジックモデルも作成しました。
3ヵ月間にわたる取り組みの成果として、11月27日に仙台市内のINTILAQ東北イノベーションセンター
において、行政、社会インパクト投資家、地域金融機関、大学教授などの多様なステークホルダーに対して、社会起業家の今後の事業展望について各チームからプレゼンテーションを行いました。
社会の複雑な課題に対して、これまでになかった発想やアイデアの組み合わせによって変革をおこし、
新しい社会状況を生みだすということは、市場ニーズが複雑化し、成熟したマーケットの中で事業を展開する企業にとってもブレークスルーを生むきっかけとなります。
参加者個人としても、本来的に自社や自分自身が解決している社会課題に対して自覚的になったという声や、社会起業家の覚悟やあり方から学び、自分自身の軸がアップデートされたといった声が多く聞かれました。