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- 2020.11.16
- 新入社員
新入社員研修施策「組織の仕事体験オンライン・シミュレーション」
初のオンライン新入社員研修を実施した多くの企業が、学生から社会人への切り替えが十分にできたのか不安の声を持っています。オンライン環境の中でも自信をもって新入社員を職場に送り出すための、最新のオンライン・シミュレーション施策をご紹介します。
各社が苦戦した社会人への切り替え
次年度の新入社員研修企画にあたり、オンラインとオフラインどちらの形式で実施した方が良いかというご相談をいただく機会が増えています。先行きが不透明な今の状況を考慮すると、オンライン形式を前提に企画を進めた方が良いと考える一方で、果たしてオンライン研修で「学生から社会人への切り替え」が実現できるのか、という不安もよくお聞きします。
オンライン化により失われた“体験・機会”とは
従来の集合研修と比較し、オンラインでの社会人への切り替えに手ごたえがないのはなぜなのか。最も影響が大きいと思われるのが、「場の情報性の消失」の問題です。(詳しくは「リアル&リモートHRD研究所」をご覧ください)集合して学ぶという従来のスタイルから、自宅環境という閉ざされた個人のスペースで自律的に学ぶというスタイルへの転換の難しさがここにあると考えます。
組織への“影響”を体感するシミュレーション、という解決策
その解決策としてウィル・シードでは、オンラインで仕事経験をする1.5日間のシミュレーション型プログラム(研修としては2日間)を開発しました。様々な仕事シーンを体験することにより、実際の仕事において求められる基準、姿勢、スキルを理解すると同時に、「自分の仕事が組織の成果・信頼にどのような影響を与えるのか」という感覚を醸成することで社会人への切り替えを促進します。
セミナーに参加された方の声
- チームで協働するシミュレーションを通し、上司や顧客などのステークホルダーとの関係構築や仕事の進め方について気づきを得ることができ、さらにそれがオンラインで学べる仕掛けだと思った。
- セミナーに参加するまでは、学生から社会人へのマインドセットをオンラインで実現することができるのか疑問でした。しかし、本日のセミナーに参加したことでイメージが湧きました。
- 実際の研修動画を拝見することで、オンラインでここまでリアルな感覚が体験できることを知ることができた。
- 今年や来年の新入社員に必要なことは、やはり自ら学ぶ姿勢や自律的成長がキーだと改めて実感しました。
- 本研修を受講することで、受講者主体の振り返りが期待できると思った。
※一部抜粋