従来クラスルームで実施していた集合研修を、ZOOMやTEAMSを活用したオンライン形式で開催したいという相談を各社から受けており、今この瞬間もお客様と共にオンライン研修を開発しています。ウィル・シードがご提供できるテーマや階層研修について、本コラムでご紹介していきます。

オンライン化で学び方の幅が広がった

「オンラインでの学習」は、オンライン研修に限らず、LMSを活用したe-Learningをはじめ、Youtubeを活用した動画での学習、あるいはウェビナーと呼ばれるオンラインセミナーなど、ここ数ヶ月で一気に進化しています。ユニークで品質の高いコンテンツも続々と登場し、オンライン学習の群雄割拠の時代だと実感します。

オンライン化によるメリットとして「いつでも、どこでも、自分のペースで学べる」ことが挙げられます。動画の視聴やe-Learningはその代表例。また、ウェビナーでは、居住エリアによるアクセスの問題も解消され、一度に100人、1000人を動員することができるようになるなど、会場に縛られることなく「講演」を受けることができるようにもなりました。

従来の対話形式によるオフライン研修の特徴

では、従来のオフライン研修の特徴とはなんでしょうか。

最も大きな特徴は、ライブ性です。ウィル・シードの集合研修は、ファシリテーション中心で、体感型アクティビティやロールプレイング、グループディスカッションなどを通じて対話を促し、直接、間接的な経験を通じて自ら学ぶというアプローチに特徴があります。ウィル・シードの講師は、話しやすい場づくりをし、「問い」を投げかけ、内省を促し、生成的な学習をデザインしていくことに強みがあり、またお客様からもご評価をいただいてまいりました。

ウィル・シードによる対話形式のオンライン研修

オンライン化した集合研修でもこの特徴は健在です。オンライン研修を内製化されたお客様からは「参加者がすぐに飽きてしまう」「2時間以上のオンライン研修は難しい」という相談を寄せられますが、ウィル・シードでは終日・連日のオンライン研修をご提供しています。

むしろ、ブレークアウトセッション（ZOOM）やチャンネル（TEAMS）内での議論は、聴く姿勢が形成されやすく、特定の受講生に偏らないため、多様な意見が場に出され、クラスで行う議論よりも丁寧な対話がされています。対話形式のオンライン研修ではグループ討議の幅を広げることができる、これが1つ目の特徴です。

もう1つの特徴は、立場のフラット化です。講師も参加者も同じサイズのウィンドウで並ぶことで、「先生と生徒」「教える人と教わる人」という関係が希薄化し、よりフランクなやり取りができます。

ウィル・シードのオンライン研修は、「対話による学習の深化」を軸にしながら、ロールプレイングやケーススタディ、簡易サーベイ、あるいはChiestaという学習プラットフォームを活用し、学び方に変化をつけてご提供しています。

現在、オンラインでご提供している集合研修

• 新入社員導入研修　※別コラムで詳説します
• 新入社員フォロー研修
  「ビジネスパーソンとしての成長スピード」の源泉を、生まれながらの素質ではなく、後天的に開発可能な「力」であると捉え、自らの成長力を高めるプログラム群
• 若手社員向けキャリア研修
  若手社員向けの階層研修において、「自律的なキャリア開発」をテーマに社内外への視野の拡大や、未来からの逆算などを取り入れたプログラム群
• 中堅社員向け後輩育成力研修／チームリーダー研修／フォロワーシップ研修
  マネジメントの階段を上り始める中堅社員向けに、「独りでやるのではなく他者を巻き込み成果を出す」ことや、後輩・後進の育成をすることをテーマにしたプログラム群
• OJTトレーナー導入研修
  半年～1年にわたり、配属された新入社員の成長支援をしていくための考え方や具体的な関わり方をテーマにしたプログラム群。新入社員とOJTトレーナー、あるいは上司向けに行うOJTサーベイなども活用
• OJTトレーナーフォローアップ研修
  リモートワークとオフィスワークが混在する2020年度の新入社員OJTを振り返り、“あるある事例”を紐解きながらより良い関わり方を模索するプログラム群

オンライン研修の具体的なプログラムについては、当社の営業またはお問い合わせまでご連絡ください。